12日の市場は日経平均が大幅続伸。終値は前日比332円高の2万9609円でした。東京市場は、前日の米株高にて一気に買い戻す動きとなり、序盤より380円高まで急騰。その後も高値で推移し、直近相場にて底打ち完了の様相です。なお、1ドル=114円台前半まで戻した円安や、米国株・中国株の上昇にて外部要因も落ち着き好相場の雰囲気となっています。
本トレードシステム、日経の上昇とともにボラティリティーが高くなる同日の利益局面にて、しっかりの利確となりました。ここからは、参戦相場と見送り相場を的確に取捨選択できる効率的なサインツールがものを言います。
前日の米国市場は、ディズニー株の下落が響きダウ平均は3日続落となりました。ディズニーの決算が事前予想を下回り、7%を超える大幅下落がダウ平均を80ドル以上も押し下げた格好です。一方、主力ハイテク株やその他の銘柄は総じて堅調にて、ナスダック指数とS&P500種指数は反発。インフレ懸念があるものの、長期金利の上昇が許容範囲内にて、現在は米景気や企業業績の強さが支配的となっています。