11月最初の取引となる本日のマーケットは、日経平均が6日ぶりに大幅反発。終値は前週末比318円高の2万3295円で、1日で2万3000円の大台を回復しました。前週末の米国株は低調となるも、東京では前週末に織り込み済み。好決算銘柄を中心に実需が入り、投資マインドも回復し全面高の展開となりました。
前週末の米国市場は、コロナ感染拡大による景気懸念からダウ平均は反落の展開に。しかも欧州のロックダウンにて世界不況の懸念が一層強まりました。アップルやアマゾンなど決算を受けた主力ハイテク株の下落も影響し、ダウ平均の下げ幅は一時500ドルに達する場面も。値頃感による買いは入るも、米国株の不安定さはしばらく続く見通しです。
そして東京市場は、前週末に急落した反動もあり買い戻しが優勢。米大統領選を控え、売り方のポジション調整買いと、時間外取引の米株先物が堅調だったことが支えになった様子です。注目の4-9月決算も概ね良好。「下げれば買い」というムードが後押ししています。明日は休場で、その後の4日の午後には米大統領選の結果が判明する予定です。