6日の市場は日経平均が4日連続で続伸。終値は前日比219円高の2万4325円で連日の年初来高値更新となり、株価水準は2018年10月以来の高さとなりました。序盤は1ドル=103円台に進んだ円高や高値警戒感から売りに押されるも、米株高の勢いが次第に勝り、プラス圏に戻したあとは上げ幅が拡大。後場は週末の利食いで伸びは鈍くなるも、今週は米株高で状況が一変しており来週は活況相場となりそうです。
週末の米国市場は、大接戦となっている大統領選の結果判明が意外に早いとの観測が広がり、この日も買いが優勢に。ダウ平均の上げ幅は一時600ドルを超え4日連続の続伸。FRBがこの日の会合で金融政策を緩和的に維持したことも株高を支えた模様です。
そして東京市場は、円高よりも米株高が勝り日経平均は4連騰。ハイテク株と先物に参戦が偏よるも、日経平均が一気に上げたことで買い有利の流れとなりました。想定外の上昇ペースにヘッジファンドなどの短期筋が買い戻しを迫られるも、来週はこうした要因が薄れるため相場は高値もみ合いに転じる可能性があります。